医療機関のみなさまへ
患者の心と身体に向き合う毎日は、本当にタフなものです。
国民一般からも、個別の患者からも、医療機関に対する期待と信頼はたいへん大きいものです。
貴院における医療機関としての奮闘を思うと、頭を垂れるほかありません。
医療トラブルの背景
患者からの期待
医療行為は、医師の手によって、患者に対して行われるものです。
そこには、素人の理解の及ばない専門性の高い、人の心と身体を扱うプロフェッションとしての医師への尊敬と期待と絶大な信頼が、常に存在しています。
しかし、それゆえ、思うような結果がでなかったときには、医師は、患者からの失望や批判にさらされることになります。
医療行為の危険性
治療や手術の成否は、大きくいえばすべて生命に関わるもので、ちょっとしたボタンの掛け違いが大変な結果を生じさせることもあれば、万全を期したはずなのに、思う結果がでない、望まない結果がでてしまうということも常におこりえます。
つまり、医療行為というものは、患者にとっても、医師にとっても、そもそもが大変な危険を内包した営みであり、それゆえ、一定の確率で、望まない結果が発生することは避けられない面があります。
膨大な業務量
医療機関の業務量は膨大です。
医師や看護師そのほかの専門職らが行う、医療行為やその周辺業務、ほかにも事務スタッフが行う医療事務、患者対応、保健所対応等々、数え上げればきりがありません。
働く人達の不満は、いずれ、人事上のトラブル、労務上のトラブルを生み出します。
高価な医療設備機器、膨大な点数の医薬品、医療器具
医療機関の運営には、高額な医療機器や道具類、医薬品、設備が不可欠ですが、その導入、利用に関しても、取引上のトラブルや、利用上のトラブルなどが起こります。
顧問契約をお考えの皆さま
予防体制、解決体制の確立に向けて
医療事故を含む医療行為に関するトラブルは、昭和30年代以降、裁判例においても相当数の積み重ねがあります。同じ医療機関が遭遇した事故、事件から得られる教訓は貴重です。
医療機関の職場環境(人事・労務)に関するトラブルや、医療設備、機器などの取引に関するトラブルそのほか、医療機関が遭遇するであろうこれらのトラブルの予防、解決に万全を期するためには、最低ひとりの顧問弁護士を医療機関して確保しておくことが最善です。
弊所に依頼するメリット
弊所は、2014年以降、医療機関の顧問弁護士をさせていただいております。
医療機関でおこりうる、あらとあらゆる事案への対応をさせていただいております。安心してご契約ください
ご相談方法
なお、顧問契約に関するメール質問は24時間受け付けております。